作品解説 vol.52




【赤頭巾と狼】
・・・2006年8月発行[製作期間1日、手描き]
服の裾が異様に長い赤頭巾が描きたいと思ってイメージした絵です。構図や雰囲気等、気に入っています。で、狼が「えっ! ?これ着ぐるみ!?」みたいな感じですが、ここはほんとシュールに笑って頂きたい。でも私は大まじめです。あと、赤頭巾 の表情が黒く描けたのが嬉しかったです。なんとなく退廃的なエロさが出せていれば本望です。ここのところ黒い絵を描いていなかったせいか、これを描いてから黒いのが描きたくて仕方有りません。 ちなみに、狼の資料が無くて焦りました。資料用の色んな動物 の写真の本とか見てみたらなぜか狼が載ってなくて、「なんで狼みたいなメジャーな動物が載ってないんだ!資料用なんだろ !?漫画とかで狼描く人きっと多いのに!たぶんこの2ページにわたって載ってるカンガルーとかより多いよ!」と、アテが外れた怒りを本にぶつけましたが、ちょっと考えたら、ページあんまり無い本だし、「狼は犬科なので、犬の写真を参考にして下さい、カンガルーは独特の骨格だから詳しく載せますよ。」 ということで、もっともだと思い、カンガルーに八つ当たりしたことに反省です。大好きなのに。そんなこんなで想像で狼を描いたので、なんか違っていたらすみません・・・。



【夏鬼灯】
・・・2006年8月発行[製作期間2日、手描き]
母に頼まれて、近所にある物産店のような店に買い物に行った ら、まだ青みがかった鬼灯が沢山売られているのを発見し、「 これだ!」と思って描きました。実は以前から鬼灯の絵は描きたかったのですが、これと言って煮詰めることもなく、漠然と 思っているような状態だったんです。で、実物を見たらメラメラきた訳です。で、最初はもっと人物が大きい絵を下描きしていたのですが、鬼灯を目立たせたかったので、人物をかなり小さくしました。私としては気に入っている絵です。ちなみにこれ、続編が出ます。鬼灯にすっかりハマってしまいました。




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