作品解説 vol.19




【角隠し】
・・・2003年12月発行
[製作期間2日、手塗り]
小さい頃に結婚式の和装の時に被るアレ[笑]を角隠しと言うと聞き、「なんか良いナァ」と思い、それ以来ずっと好きでした。それで今回、角隠しをテーマに絵を描こうと決めました。はじめはもっと人物の多いコテコテした絵を下描きしていたのですが、その絵の裏面用の絵として考えたのがこの絵でした。しかし、「なんか裏用の絵の方がイメージがストレートに伝わりそうで良いんじゃないか」と思い、急遽裏面用を採用する事に。

この絵は、「インパクトが強い絵」にしたいと思って描きました。なんというか、この娘の内に秘めた思念というか情念みたいなのを表現したかったのですが…。少しでもイメージに近づけたくて、気持ちで描いたような感じの作品です。[好き嫌いがハッキリしそうですが…。] ちなみにこの絵、はじめはパソコン着彩していて、かなり完成に近いとこまで描いていたのですが、雰囲気が絵に合わないと感じた為、手描きでやり直しました。[汗] ちなみに今、オカッパが自分ブームです。




【午後の庭園】
・・・2004年1月発行
[製作期間2日、手塗り]
芝生があって木があって、所々花があるような、あんまり派手ではないのんびした庭園で本を読んだり談笑したりしている女の人達を描きたいなぁという着想で描いた絵です。服等は「すっごく豪華なドレスですよ」という時代よりは少し近代に近いドレスを描いたつもりです。[服装史とかサッパリなので、あくまでつもりですが。違っていたらすみません。汗]こういう時期のドレスも可愛いなぁと思っています。

下描きはわりとイメージどうりでしたが、色彩のイメージが2パターンあり、迷った末にその間をとったイメージで塗ったりして、色塗りはけっこうあれこれ考えつつやりました。少しでものんびりした空気がある絵になっていれば嬉しいのですが。 ちなみに眼鏡の女の子の帽子についているチェックのリボンが描いていて新鮮で面白かったです。




【少女三花】
・・・2004年1月発行
[製作期間1日、ペン画]
この便せんは三つに切って一筆便せんにもなるし、切らずにそのままB5サイズの便せんとしても使えます。お好みで好きな使い方をして頂きたいです。

絵柄としては学生服の女の子ばかりで楽しかったです[笑]真ん中の女の子は「矯正風紀」の女の子と同じです。ちなみに上のカットの絵が一番気に入っています。絵が三つに分かれたタイプの便せんは自分にとって新鮮で楽しかったのでまたやってみたいと思います。





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