作品解説 vol.17




連作薔薇5作目【霧園の紫】
・・・2003年11月発行
[手塗り・1日かかりました。]
この絵は自分でもビックリするくらい早く仕上がりました。とくに急いでいた訳でもないのに・・・。[汗]たぶん、イメージがかなりしっかりできていたので、あまり迷う事なく着彩できたからだと思います。あと、バックが真っ白な事も理由のひとつですね。[笑]あとはこの絵のモデルへの愛でしょうか。実はこの絵も[ 「彼女のための椅子」に続き。]友人がモデルになっています。前にモデルにした友人とは別の友人です。
[前にモデルにした友人もそうですが]とても魅力のある人で、前からモデルにしたいと思っていました。こうして実現する事ができて嬉しいです。快く許可してくれた友人に感謝★今回、使用した色も、[私が]友人に似合うと思っている色ばかり使いました。本当は、薔薇の紫はもっときれいな色にしたかったのですが、気がついたら手遅れでした。トホホ。
絵に関して。女の子が持っている黒い鉄の傘[重そう。←汗]は、前から描きたかった小道具なので描いていて楽しかったです。傘大好きなので。日常でも。傘をやたらと買ってしまって家族の顰蹙をかっています。[汗]あと、ドレスについている、水色のリボンやフリルの色が気に入っています。




連作薔薇6作目【流夢の黄色】
・・・2003年11月発行
[手塗り・1日かかりました。]
「霧園の紫」と同じくらい早く仕上がってびっくりしました。これも、イメージがしっかりできていたから早かったのかも・・・。
この絵はまず構図がパッと出てきて、「これは好きだ。」と思い、絵にしたのですが、何色の薔薇にするかで迷いました。はじめのイメージでは、全体が淡いグレーと肌色で統一されたようなシブい色彩予定だったのですが、あいにくそれに合う薔薇の色が思いつかず、「このさい思いきって頭を切り替えるか。」という事で、「薔薇の色は黄色にして、絵全体の印象は柑橘系の果物の爽やかさを思わせるような[←意味の分かりづらい表現ですみません。泣。]ものを目指そう。」と思いなおし、勢いで塗ったらこうなりました。目指した「柑橘系の果物の爽やかさを思わせるような」ものになったかどうかは黙殺するとして、[泣]私としては足と靴が描けたので満足です。[靴フェチです。私。]あと、青いサッシュベルトも好きなので。・・・何か、作品解説のつもりが自分のマニアックな趣味を書いてしまっている気がします。[汗]怖いですね〜。それから、黄色がテーマなのに青系色が強いのがちょっと心残りです。トホホ。もうあとのカーニバルです。





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