作品解説 vol.54
門の絵が描きたくて描きました。おかげで人間がおまけ並みに小さいですね。 この絵は黒と何色の二色刷りにするかで相当悩みました。最終的に緑にしましたが、ほかに水色や赤等の候補がありました。 それなりにどれにも対応できる感じだったので・・・。結果、 爽やかさを取って緑に。赤だとかなりホラー色の強い絵になる予定でした。持っているのも(赤の場合)帽子じゃなくて斧だったし。色の効果で色んなふうになるので、(赤の場合は斧なので、あんまり色だけとも言い切れませんが)改めて二色刷りって面白いなと思いました。
「門」を黒と緑の二色刷りで出すと決めたにあたり、同じ色合わせの相方が要る(印刷はB5のものを二種一緒に刷ることが多いので。)ので、色々考えて思いついた絵です。 「門」を刷る為に考えた絵でしたが、なんだか全体の雰囲気が「門」よりも良い感じになったような気がします。わりと軽い気持ちで描いたのに・・・。いや、最終的にはけっこう気に入ってますが。足が根っこになってるところとか。 しかしだいたい軽い気持ちで描いた絵の方が、周りの人に好評なことが多いです。気合いを入れて描いたものは、私は気に入っているのに周りの人には不評な事が多いです。べつにいいんですけど・・。(笑)
★TOPへ戻る★ ★作品解説へ戻る★