作品解説 vol.28




【ハウルの動く城1】
・・・2004年12月発行
[製作期間3日、CG]
とにかくハウルが描きたくて、何枚か便せん用の絵を描きました。ほとんどがキャラを複数描いたものでした。そのうち少しは色まで塗ってみましたが、あまりピンときません。その他の下描きもいじってみましたが、どうもピンときませんでした。「私はハウルが好きでも描けない人間なのかもしれない」とまで考えはじめた頃、ふと「言いたいことをダイレクトに出してみてはどうだろう」と思いました。私がハウルの絵を描くにあたって一番主張したいところ…と考えた時、分かったのは「ハウルの足とイヤリング」でした。[笑]完全にキャラハマりしていたようで、「こういう雰囲気を出したい」とかそういったことではないのだと気付いてしまいました。なんかもうある意味目から鱗でした。[笑]そういうわけで、言いたいことをダイレクトに出したのがこの絵です。イヤリングはあいにく目立ちませんが、足には重点を置いたつもりです。テーマは「ブーツと美脚」でした。[笑]少しでも伝わるところがあれば大変本望です。色をつけたら顔が少し幼くなった気がしますが、次があればもう少し青年ぽく描けたらいいなと思っています。




【ハウルの動く城2】
・・・2004年12月発行
[製作期間4日、手描き]
この絵をは本当にてこずってしまいました。色のことを考えるのに制作時間を沢山費やしてしまいました。何故かといいますと、私にしては珍しい色使いにしてみようなどと無謀なことを考えていたからです。全体的に鮮やかでありながら渋いという感じにしようと思って、せっせと塗っていたら、いつのまにか物凄い色の絵になってしまい、「こんなはずではなかった…」と、うろたえてしまいました。家族にも「うわっ…。[失笑]」と言われ、これはまずい、ということで、どうにか色を落ち着けました。[汗]結果的に青とグリーンが基調の、とくに自分の絵の中で珍しい色使いではない絵に仕上がりました。でも、はじめの状態よりはずっと好きなものになっています。はじめは本当、「どうしたの?」と聞かれてしまうくらいで…。[汗]結果的に、爽やかな感じになった気がするので良かったかなと思っています。
この絵は、映画の影響を色濃く出したものになっていますが、そのうち我流のものも描いてみたいです。裏面はひたすら楽しい感じにしました。楽しみつつ観て頂けましたら幸いです。





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